診療時間表

治療例

治療例 CASES

ワクチン抗体価検査

2026年9月30日(水)

ワクチン抗体価検査について

 

ワクチン抗体価検査をご存知ですか?

「ワクチンは毎年接種したほうがいいの?」

「高齢なのでワクチンの負担が心配…」

様々な疑問や不安をお持ちの飼い主様も多いのではないでしょうか。当院ではワクチン抗体価検査という選択肢があります。

 

ワクチン抗体価検査とは

 

ワクチン接種によって得られた免疫(抗体)が十分に維持されているかを血液検査で調べる方法です。ワクチンは接種後、時間経過とともに抗体価は低下します。個体差があり同じワクチンを接種しても数値に違いが出てきます。

〈メリット〉

 

・今の免疫状態が確認できます。体の中に感染症への抗体がどのくらい残っているか数値で可視化されます。

・その子にあったワクチン計画を考える参考になります。年齢や体調、過去のワクチンによる副作用などを考慮しながら「今、ワクチンが必要か」を判断できる材料になります。

 

〈検査前に知っておきたいこと〉

 

・抗体価検査では全ての感染症に対する免疫状態を確認はできません。検査できる項目には限りがあります。

・抗体価は免疫状態を判断する参考になりますが、検査結果だけでは感染リスクを完全になくせるものではありません。

・1ml程度の採血の必要があります。わんちゃんねこちゃんの性格や体格、体調によっては検査自体が負担になることもあります。

・検査費用がかかるため通常のワクチンと比較して高額になります。また抗体価が十分でなかった場合、ワクチン接種が必要になってしまいます。

・トリミングやペットホテル、施設によってはワクチン抗体価の証明書ではなくワクチン接種証明書の提出が必要な場合もあります。検査前に提出予定の施設へご確認ください。

 

 

大切なのはその子に合った予防です!

 

ワクチン抗体価検査は全てのわんちゃんねこちゃんに必要な検査ではありません。
また「抗体価検査を受ければワクチンは不要」といったものでもありません。

 

年齢、健康状態、生活環境、感染リスクなどを総合的に考慮しその子にとって最適な予防方法を選択することが大切です。

 

当院ではそれぞれのスタイルに合わせたワクチンプログラムをご提案しています。
抗体価検査について気になることがありましたらお気軽にご相談ください。

 

混合ワクチンの種類やスケジュール、狂犬病ワクチンについての詳細はこちらをご覧ください。

 

犬と猫のワクチンについて

狂犬病ワクチンについて

 

獣医師 小川