
治療例 CASES
包皮炎
2026年2月12日(木)
今回は犬(オス)の包皮炎について紹介します。
【概要】
包皮炎は包皮内の細菌の増殖によって引き起こされる包皮の炎症です。
【症状】
包皮からの排膿で来院される方が多いです。包皮粘膜の炎症に伴って発赤や肥厚を認めることもありますが、それ以上の症状を示すことは少ないです。
【診断】
包皮内の蓄膿を確認し、包皮にできもの(腫瘍)や異物、傷がないか確認します。
【治療】
症状が軽度であれば治療は必要ありませんが、分泌物の量が多い場合には、包皮内を消毒液で複数回洗浄し膿を除去します。抗生物質の軟膏や、飲み薬を使用する場合もあります。
【まとめ】
包皮炎は大きな問題を引き起こすことは少ないですが、不快感や痛みを伴ったり、病気が原因で発症したりすることがあります。包皮からの排膿があった場合は、一度ご相談頂ければと思います。
獣医師 倉橋興平
