
治療例 CASES
【検査シリーズ② 糞便検査】
2026年2月12日(木)
【概要】
動物病院に来院される患者さんのうち、軟便、下痢、血便、嘔吐、栄養不良など、消化器症状を呈する患者さんは多くを占めます。糞便検査は動物たちに負担をかけず、さまざまな情報を提供してくれます。
【糞便検査の内容】
・肉眼的性状
・形状と固さ
・臭い
・粘液や血液の有無、色調
・寄生虫の生体や一部が含まれていないか
【直接法】
消化物(炭水化物、脂肪、たんぱく質)細菌叢のバランス 異常細菌の有無
原虫類(ジアルジア、トリコモナス)の確認
※院内では検出できない場合もあるため、遺伝子検査を外注することもあります
【浮遊法】
寄生虫卵の検出
【まとめ】
そのほかにも、若齢のワンちゃんに激しい血便を起こすウイルス性疾患を確認する抗体反応キットを使用したり、特殊染色を施したりすることもあります。病院が苦手でどうしても来院が難しい場合には、糞便検査のみも承っております(得られるデータは限られます)。お持ちいただく際は当日の出来るだけ新鮮な便をご用意くださいますよう、お願いいたします。
獣医師 中西彩乃
