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【機械シリーズ①】酸素室

2024年10月8日(火)

今回は酸素室をご紹介します。

普段私たちが吸っている大気中の酸素濃度は約20%ですが、こちらの装置があればお部屋の

酸素濃度を設定数値で維持する事ができます。また湿度や室温も調節できるので状況に合わせて

その子にあった環境下で管理することが可能です。

 

使用例

・肺水腫

・肺炎

・胸水貯留

・麻酔の覚醒後など

 

当院では心臓病が原因で生じる肺水腫の入院管理で使用する事が頻度としては1番多く

肺水腫の入院管理では必須の設備になります。

 

 

当院では酸素室を2台設置しているので酸素室が必要な子が緊急で来院されても対応できる

可能性が高いです。

 

呼吸状態の変化は普段から意識していないとなかなか気付きづらいこともありますが

少しでも普段と変わったこと、違和感などがあればすぐにご相談下さい。

 

獣医師 倉橋興平